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あめゆじゅとてちてけんじゃ[あっちゃん]

「雨ニモ負ケズ」等、沢山の作品を生み出し、
没後急速に世評が高まった作家の一人である宮沢賢治をご紹介したいと思います。
明治29年8月27日(戸籍上では8月1日)生まれ。
37歳の若さでこの世を去り、今なお沢山の方に愛読されている作家です。
私が、宮沢文学を始めて読んだのは小学校の国語の授業の時でした。
蟹の親子が水の底で話している「やまなし」と言うお話です。
子供心に「クラムボン」の言葉の響きが気に入り、お話の美しさに素直に感動したのを覚えています。
やまなしが熟して出来るお酒は、子供の時分でも美味しそうに感じました。
さて、宮沢賢治は文学以外に多範囲に渡って好奇心が旺盛な人だったそうです。
特に、石や昆虫など自然が大好きで、
自然に対する、その旺盛な好奇心と交感力が、
彼の作品に独特な雰囲気を出しているように感じます。
宮沢文学を読んで、確立された世界観に触れると、
まるで、小さな宇宙を観ている様に私はいつも感じます。
以下の文は、賢治の良き理解者である、
妹トシとの死別を詠った「永訣の朝」の文です。
けふのうちに
とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
うすあかくいっさう陰惨〔いんさん〕な雲から
みぞれはびちょびちょふってくる
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
青い蓴菜〔じゅんさい〕のもやうのついた
これらふたつのかけた陶椀〔たうわん〕に
おまへがたべるあめゆきをとらうとして
わたくしはまがったてっぽうだまのやうに
このくらいみぞれのなかに飛びだした
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
蒼鉛〔さうえん〕いろの暗い雲から
みぞれはびちょびちょ沈んでくる
ああとし子
死ぬといふいまごろになって
わたくしをいっしゃうあかるくするために
こんなさっぱりした雪のひとわんを
おまへはわたくしにたのんだのだ
ありがたうわたくしのけなげないもうとよ
わたくしもまっすぐにすすんでいくから
(あめゆじゅとてちてけんじゃ)
はげしいはげしい熱やあえぎのあひだから
おまへはわたくしにたのんだのだ
銀河や太陽、気圏などとよばれたせかいの
そらからおちた雪のさいごのひとわんを......
...ふたきれのみかげせきざいに
みぞれはさびしくたまってゐる
わたくしはそのうへにあぶなくたち
雪と水とのまっしろな二相系〔にさうけい〕をたもち
すきとほるつめたい雫にみちた
このつややかな松のえだから
わたくしのやさしいいもうとの
さいごのたべものをもらっていかう
わたしたちがいっしょにそだってきたあひだ
みなれたちゃわんのこの藍のもやうにも
もうけふおまへはわかれてしまふ
(Ora Orade Shitori egumo)
ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
あああのとざされた病室の
くらいびゃうぶやかやのなかに
やさしくあをじろく燃えてゐる
わたくしのけなげないもうとよ
この雪はどこをえらばうにも
あんまりどこもまっしろなのだ
あんなおそろしいみだれたそらから
このうつくしい雪がきたのだ
(うまれでくるたて
こんどはこたにわりやのごとばかりで
くるしまなあよにうまれてくる)
おまへがたべるこのふたわんのゆきに
わたくしはいまこころからいのる
どうかこれが天上のアイスクリームになって
おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ
私がこの詩に会ったのは、20歳を超えてからで、
10代のうちに会っておけばな...と思ったのを覚えています。
猫
宮沢賢治好きです◎
母も好きで岩手の故郷を巡りに行ってました。
文章が本当に美しくて独特の世界観ですよね。溜息が出てしまうぐらい綺麗。。。
宇宙を感じます◎◎◎
うぱ
ひらがなが多すぎて読みにくい(><)が、いい話ですなー☆
めぐみん
猫さん!宇宙感じるって素敵☆
確かに、その表現宮沢賢治に似合う!
これも綺麗な言葉がいっぱいで胸ときめきます。
今日(8/27)は、宮沢賢治の誕生日です。
偶然にもあっちゃんさんの記事が今上がっていて驚きました。
なんだか少しうれしい偶然です♪
ハル
クラムボンは、はねて笑ったよ。
クラムボンは、かぷかぷ笑ったよ。
ですね。印象的な響きだったのでものすごい覚えています。
みみちー
注文の多い料理店だけなんか小学校の時に呼んだ気がします!
のんこ
『注文の多い料理店』以外読んだことないです。
理解するまで時間がかかりそう。
クラムボンっていうアーティスト好きなんですが、
名前の由来は宮沢賢治かもしれないですね♪
なるこ
あめゆじゅとてちてけんじゃ…
どこで区切るんですか!!??













クラムボンのやつ知ってます◎
クラムボンが○○だよ。
って言葉を繰り返してませんでした??